2005年02月04日

郷に入らば郷に従え

こんな諺が日本語にありました。
見知らぬ場所を理解するためには土地の人たちを見習うのが一番よく理解できるという想いから、常にこの言葉を頭の中に置いていました。
確かに中国にきて以来、路上に平気でつばを吐くようになりました。
シャワーを浴びているときに、きっちりと手鼻ができるように練習していたこともあります。
おかげさまで、友人からは「中国人みたいだよね」と言われる今日この頃です。
年に一度日本に帰るとついつい中国での習慣が出てしまうときもあります。


仕事場に行く途中(健康のことを考えて20分程度歩いています)、見知らぬおじさんからいきなり声をかけられました。
「東直門ってどうやっていけばいいの?」
よ〜〜〜く見るとトランクを重そうに引きずっています。
確か、東直門には長距離バスのターミナルがあるので、春節に向けて実家に帰る出稼ぎのおじさんだなと直感しました。
実際、かなり訛りがひどく明らかに北京人ではありません。
「近くにバスがあるからそこからバスに乗っていきなさい」といったら、
そのおじさん、「いや、歩いていくんだ」と言っています。
「・・・・・」って感じです。

そこから東直門まで歩くと軽く1時間はかかります。(以前自分も暇なときにチャレンジしたことがあります)
しかもおじさんは重そうにトランクを引きずっています。
もっと時間がかかることは間違いないでしょう。
「俺の脚でも1時間くらいかかったぞ。だからもっと時間かかるんじゃねえの?」
と言いましたが、
「いや、歩いていく」と、こちらの言うことを聞きません。
そこで、「今歩いてるところをずっと南のほうに歩いていって適当に大きな通りで西のほうに行きなさい。東直門はあっちの方角だから」と伝えました。
こうしておじさんは歩いていったことでしょう。
無事に東直門までたどり着いたのかちょっと心配です。

でも、このやり取りをしているときにひとつ頭の中にある言葉が浮かんでいました。

「あの〜〜〜、俺外国人なんだけど・・・・。外国人に道聞くなよ。。。。。。」

このおじさん、最後まで私が外国人であるということに気づきませんでした。
中国人にもよく中国人と思われる今日この頃です。

余談ですが、昨年の夏に香港を散歩していたときに、学生のアルバイトの女の子が広東語で「アンケートに答えてください」って来たことがあります。
で、わからないので普通語で「広東語わからないよ」なんて言ったら、丁寧に普通語で対応してくれました。
そんな中で「きれいな普通語を話しますね。中国はどこから来たのですか?」と聞かれて、「俺日本人だよ」って言ったら、何も言わずに後ろに下がって消えてった事があります。

香港人にも中国人と思われる今日この頃です。
posted by ハリセン太郎 at 08:48 | 北京 | Comment(0) | TrackBack(0) | とりとめもなく
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