2005年01月22日

三里屯南街

昨日は友人からの誘いで久しぶりに三里屯南街に行ってきました。

北京在住以外の方だとそれほど詳しくないと思うのですが、北京で有名なバーストリート、三里屯には一般的に知られている北街のほかに、南街があります。
北街のほうは、お店の数も多く、毎晩多くの人でにぎわっているのですが、南街は、お店の数もそれほど多くなく、かといって寂れてるわけではなくなかなかいい味を醸し出している通りです。
価格も安いし、コールガールやポン引きも少ないので私は南街のほうが好きです。
今までにも何回か行ったことのあるアイリッシュパブでギネスビールの生を飲もうということでとりあえず向かったわけです。
ここのギネスの生、ちゃんと泡の上にギネスのマークもついて、本当においしいんです。

しかぁ〜〜〜し、現場についてびっくりしました。


お店の数が少ないとはいえ、15軒程度あったのですが、ぱっとみ3軒くらいしか営業してません。
他の店は閉店しているというよりも、すでに瓦礫の山になっていました。
アイリッシュパブもすでになくなっていました。

区画整理で付近一帯が取り壊しになったのです。

とりあえず数少なくなってしまった中からベルギービールの看板を掲げているところを選びました。
中に入ると欧米人ばかりでごった返していました。
この人たちも他に行く場所がなくなってしまったのでしょう。
それほど広くもない店内は人で溢れかえっていました。

お店の人に聞くと、そこも今月末には取り壊しになるということでした。
バーテンをはじめとしたスタッフみんなのTシャツには、「取り壊し」という意味を表す「拆(チャイ)」という文字がかいてありました。
名前はちょっと忘れてしまいましたが、北京で活動している若手芸術家の作品が描いてあるTシャツから、彼らも本当は取り壊してほしくないんだろうなあという思いが伝わってきます。
彼の作品には、一貫して彼自身が育ってきた北京に対する愛着がこもっています。
そんな彼の作品が描かれたTシャツをみんなできているということからも声にできない抵抗が感じられます。

北京の味のある風景がまた一つ減っていくんですね。
急速に近代化を遂げる裏では、数々の名所も犠牲になっていくんです。

これからはどこに飲みに行けばいいのでしょうか。
posted by ハリセン太郎 at 02:06 | 北京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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